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アフガン、ブッダ時代から現在まで何が起っていたのか?

アフガニスタン

アフガニスタン

この国では、多くの子供たちが働かされています。
また、国民の平均寿命が50才に満たないのですね。


結婚を強制される少女、世界に5100万人 写真家が悪習廃絶訴え
http://www.cnn.co.jp/world/35020169.html


強姦されて姦通罪に問われた女性、加害者との結婚条件に釈放へ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2843537/8151911


ウキペディアから
アフガニスタンの<人権問題>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%B3%E6%B8%93%E8%B0%B7%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E7%9A%84%E6%99%AF%E8%A6%B3%E3%81%A8%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%BE%A4
純然たるイスラム国家ターリバーン政権が崩壊後、
カルザイ政権下でアフガニスタンにおける世俗化は一定程度進んだとされる。
しかし現在でもアフガニスタンは、イスラム国家としての色彩が強い。
そのため、信条の自由などが聖職者の定義するところのイスラーム法に反するものとされ、
シャリーアに基づく背教罪や冒涜罪によって罪となることがある。

欧州での生活中にキリスト教に改宗した男性が、これを理由に死刑を宣告される。
また、女性の権利について、「クルアーンを根拠に女性差別を擁護する人々は預言者ムハンマドの見解を歪曲している」という趣旨の文書を読み、問題提起をしようとした学生に対し、宗教法廷により「冒涜」として死刑が宣告された[24]。

アフガニスタンの地方では部族の伝統が根強く、姦通を犯した女性がその家族の手で処刑される。
タリバン政権崩壊後に一度は廃止された宗教警察である勧善懲悪省が復活している。


このような危険な場所に、過去、仏教文化の素晴らしい活動があった。

バーミヤン渓谷の遺産と仏教文化
wikipedia>から

バーミヤン渓谷は古代以来の都市であるバーミヤーン(バーミヤン)の町を中心とするヒンドゥークシュ山脈山中の渓谷地帯で、標高2500mほどの高地に位置する。

古代から存続する都市バーミヤーンの近郊には、1世紀からバクトリアによって石窟仏教寺院が開削され始めた。石窟の数は1000以上にものぼり、グレコ・バクトリア様式の流れを汲む仏教美術の優れた遺産である。

5世紀から6世紀頃には高さ55m(西大仏)と38m(東大仏)の2体の大仏をはじめとする多くの巨大な仏像が彫られ、石窟内にはグプタ朝のインド美術やサーサーン朝のペルシア美術の影響を受けた壁画が描かれた。バーミヤーンの仏教文化は繁栄をきわめ、630年に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れたときにも依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、僧院には数千人の僧が居住していたという。

その後、ムスリム(イスラム教徒)勢力がこの地にも及ぶようになり、イスラーム教徒による厳しい迫害によって次第に仏教徒の共同体は消滅していった。11世紀初頭にこの地を征服したガズナ朝のマフムードによって石窟寺院遺跡が略奪を受けたとも言われる。大仏も装飾が剥がれ、顔面部が崩落するなど長年にわたる放置のために大きな被害を受けたが破壊はまぬがれ、偶像崇拝を否定するイスラムの時代を通じても依然として多くの壁画が残されていた。

19世紀以降、アフガニスタンが国際社会に組み込まれ、西洋人や日本人が山岳地帯の奥深くまで探検に訪れるようになると、バーミヤーン遺跡は大仏を始め多くの仏教美術が残されていたことから俄然注目を集めることとなった。

20世紀には多くの学術調査が実施されてその価値は高く評価され、一躍アフガニスタンの誇る世界的な文化遺産とみなされるに至る。

しかし、1979年のソビエト連邦のアフガニスタン侵攻以来アフガニスタンで続いてきたアフガン紛争によって大きな被害を受けた。

2001年には当時のアフガニスタンのターリバーン政権の手により爆破され、遺跡は壊滅的な被害を受けた。紛争終結後の調査により、一連の混乱と破壊により大仏のみならず、石窟の壁面に描かれた仏教画のおよそ8割が失われたと報告されている。

2002年以来、日本が181万ドルを拠出する仏龕の修復事業をはじめ、国際支援による修復が進められている。


ターリバーンの文化財保護に対する意識の欠如が強く批判される一方で、内戦中に多くの餓死者が出ていたアフガニスタンに対して国際社会が無関心であったことを批判する者もいる。イランの映画監督であるモフセン・マフマルバフの作品『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』[2]においてマフマルバフは、百万の餓死者よりも一つの仏像の破壊が世界に注目されたことへの苛立ちを表明している。

「私は、ヘラートの町の外れで、二万人もの男女や子供が、飢えで死んでいくのを目の当たりにした。

彼らはもはや歩く気力もなく、皆が地面に倒れて、ただ死を待つだけだった。

この大量死の原因は、アフガニスタンの最近の旱魃(かんばつ)である。

同じ日に、国連の難民高等弁務官である日本人女性(緒方貞子)もこの二万人のもとを訪れ、

世界は彼らの為に手を尽くすと約束した。

三ヵ月後、この女性がアフガニスタンで餓死に直面している人々の数は百万人だと言うのを私は聞いた。

ついに私は、仏像は、誰が破壊したのでもないという結論に達した。

仏像は、恥辱の為に崩れ落ちたのだ。アフガニスタンの虐げられた人々に対し世界がここまで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しにもならないと知って砕けたのだ。」



Bamyan Video Documentary
TheHazaristanTimes さんが 2009/06/17 にアップロード
http://www.youtube.com/watch?v=kNYLTWCPkvQ

西谷文和氏のアフガニスタン現地報告 2012.2
http://www.youtube.com/watch?v=TsDIG0ilwLA



(ーー;) らむ
もう地球がシフトアップする時がきたというのに、このような状況があるということに目眩を感じる程です。
本当に「仏像は、恥辱の為に崩れ落ちたのだ。アフガニスタンの虐げられた人々に対し世界がここまで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しにもならないと知って砕けたのだ」とは、
核心をついている言葉ではないでしょうか?

「偶像を崇拝してはいけない」というイスラムの教えにも一理ありますが、
武力を使って破壊する人間の内側に何があるというのでしょうか?


分かち合いの心。相互依存の世界。

私たちの新しい地球は、それぞれの足下から始められなければならない。

by Lamteramoto | 2012-08-21 06:19 | Info d'unrgence 緊急情報