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女性性の解放者だった、ピーナ・バウシュ

今日はフランス革命記念日、パリ祭の日でした。
朝、とてもいいお天気だったのが、急に雨が降り出し、変化にとんだ一日でした。
前夜祭は大雨で、花火大会はさんざんだったと思います。

実は、本当の革命が今現在、進行中なんですよね。
フランスの人たちは、どれくらいの人がそれを知っているのでしょうか?
過去の捏造された記念日を、また自慢に思っているのしょうか?

人間の集合意識の目覚めは、どのくらい進んでいるのでしょうか?

過去、私の怒りは大火山のようでした。
その怒りのエネルギーは、さまざまな活動や学びで、目覚める方向に流れ、
外にそれを向けるのではなく、自分の足下を変える努力をするしかないと悟ってから、
徐々に鎮まって行きました。

子供を守りたくて苦戦して、
女性差別や大衆メディアからの虐待に怒った。
何のために生まれて来たのか途方に暮れていた。

当時怒りまくっていた時代に、愛していたアーティストたちの作品やダンスを、Youtubeで探してみました。

ピーナ・バウシュ、
メレディット・モンク、
トリシャ・ブラウン、、

メレディットのおとぎ話風にしながら、根源的な音やリズム、
ボイスと合唱などの、遊びに似た軽いのりで、随分癒されました。

Meredith Monk - Dancing Voices (Oorsmeer / Big Bang Festival 2010)
Ajoutée par ZonzoCompagnie le 28 déc. 2010



トリシャの振り付けからは、感情を排し、まるで人々がミクロの世界に入って、細胞ダンスを楽しんでいるような、美しさと快感を与えられました。
残念ながら、ネットに出ているものには、私が感動したほどの作品はありませんでした。


トリシャとは全く対称的な、ピーナ・バウシュ。
感情をベースにした、異彩で偉大で強烈な作品群。
彼女の作品で、私は自分の性の問題を発見することが出来ました。

歪められ、奴隷化され、虐待を受けていた女性たちだけでなく、
多くの女性と同様、男性たちから、絶大な評価を得た、時代の寵児ピーナ。
彼女のワークの後、どんなダンサーが、どんなテーマで踊っているのか、久しぶりに興味が湧いて来ました。


ピーナのこのスケッチは、私の怒りの代弁をしてくれます。
最初はちょっと退屈かも知れませんが、中間からどんどん迫力が出て来ますので、女性性を軽く扱われている、あるいは卑下されていると思われている女性には、薬のような場面です。
また、女性の気持ちが分からない、と思っておられる男性方にもお勧めします。

Pina Bausch WALZER
Ajoutée par zeljkowsky le 11 nov. 2009
Aucune description disponible

http://www.youtube.com/watch?v=QrdwjIgakN0&feature=related


お時間がある時に、これもどうぞ。

Lilies of the valley
Ajoutée par JahanChannel le  2 oct. 2011
Lillies of the Valley - Jun Miyake. 
Pina - Wim Wenders (Germany)

by lamteramoto | 2012-07-15 05:56 | Image Amour Musique