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右脳がシフトアップへの入り口?

私の悲惨な人生にいただいた贈り物は、<宇宙の子、悟りの種の教え>です。
どんな人間にもその種は潜んでいて、目覚めのときを待っているのですね。
その種が芽を出し、どんな花を咲かせるのか、今は全く分かりません。
が、自分の聖なる本性が開花し、宇宙の根源とつながり、
素晴らしい創造の旅に出発できることを信じています。

全てが明るく、曇りなく、宇宙の源と一体となる。
言葉で言えば簡単ですが、それを体現するのは夢のまた夢。
しかも、人類滅亡の危機まで体験しなければならないような時代でもあります。
「覚醒か、死か?」
とまで言えるような状況なのですね。


ゾクチェンの修行を、ほんの一部ですがご紹介します。
善悪の二元性を超え、自分がそのまま「聖なる存在」として普通の日常に生きること。相手も同じ尊い存在として対応する。
シンプルな美しさ、やさしさ。そして全てを見通す洞察力。


先日、ローズ水晶のネックレスを朝市で安く買いました。
本物の水晶かどうか分かりませんでしたが、80%くらいは信じていました。
友人が来て「3ユーロじゃあ、怪しいね」とケチをつけられました。

それから10日くらい立ち、ふと、テーブルに置いてあるローズクォーツを見ました。すると、それがニセモノ(ピンクの塗料を塗った)であることが、パッと分かってしまったんです。ニセモノだ〜った〜!!!


「山は山にあらず、川は川にあらず」
「仏陀に合ったら、仏陀を殺せ」
これが、密教などのリトリートレベルの修行。
表層の表裏から、隠れたエッセンスへ。

その後、リトリートから出て、里に下り、
「それでも、山は山。川は川」という意識で生きる。
ここが一苦労です。

塗り物のストーンネックレスを、どのように受け入れられるだろうか?
騙された自分を許せるだろうか?
あらゆるものが聖なるエレメントだとしたら、このニセモノはどんな存在?


パリである心理学系のワークショップに参加した時、若い時にとてつもない体験をした男性の話を聞きました。
ある日、突然、周りの全てのものが黄金色に輝いていたのだそうです。
それが3日間、続き、それから、普通の状態に戻ったといいます。
その最中は、自分が神になったのかと思ったと、話していました。

私の亡くなった母も、カンヌに一緒に旅をした時、
一人、友人の家の一室で、私のセッションが終わるのをぼーっと待っていました。その時、ほんのちょっとでしたが、このように周りがきらきらしてみえたそうです。
チベット仏教の信者の家だったので、その部屋には観音像がありました。
その像をぼーっと見ていたら、観音の目がパチクリ!とウインクしたのだそうです。それから周囲が真っ白になって、何も見えなくなったという。
慌てて、目薬をさすと、景色が戻って来たのですが、そこにある全ての物がきらきら輝いていて、呆然と私が入って来るまで感動していたということでした。

自分も、奇妙な体験があります。
あるヒーリング系のワークショップで「自分を愛すワーク」を学びました。
帰宅して、さっそくトレーニングに挑戦。
鏡の中に映った自分の顔を見ながら、
「あなたを赦します。信頼します。愛しています」と言い続けるのですが、
どのくらいか時が経って、鏡の中の自分が消えているのに気づきました。
顔の部分だけ、鏡に何も映っていないのです。びっくりしました。
後から「修行が進むと周りの物が消える」という話を、あるチベットの著書にあったことをお思い出しました。本当に不思議な体験でした。



これら不思議現象は、最近、脳の状態にあると認識するようになり、
普通の状態が左脳中心だけど、時として、右脳にシフトすることがあって、
そのせいで、対象が変わって見えるという理屈です。


素晴らしい体験を話す脳医学者の講演をご紹介します。

「奇跡の脳」脳卒中体験を語る / ジル・ボルティ・テーラー

by lamteramoto | 2012-07-05 06:41 | Sagesse 叡智への道